IT起業なら簡単だと思ったがレイクの借入も膨らんで倒産寸前になった

山形県在住 J.Mさん(27歳)
なんでも舐めては行けないなって思うようになったし、なんでも机上の空論とは違うところで動いているんだなっていうのがわかったのがつい最近です。25歳の時に起業をした時には「大丈夫だろう、大したことない。誰でもできることだ」くらいに思っていました。

たった2年前かもしれないですけど、あの頃から比べたらかなりいろいろなものを学ぶことができたと思っています。いろんな人と仲良くさせてもらって、時には叱られながらもやってこれたと思っています。どこかでギブアップしてもおかしくはなかったんですが。

就職をしてから「なんとなく違うな」と思って、趣味でやっていたインターネットのウェブサイト作成などを行う仕事をしようと思いたったのが3年前です。あの頃は「このくらいの売上があれば食べていけるし、大丈夫だろう」と軽く考えていたのです。

しかし全然思っていたとおりには行かなくて、レイクを使ったりすることもありました。銀行の口座が減っていくたびにレイクで補充する、というような感じでした。売上もなかなか上がらなくて「どうしよう…」と考えていました。

そこから考えが2年前位から変わって、なんでもいいからやるようになりました。代理店が募集している小さな仕事でもいいからやるようになりましたし、私が得意としていないことも安い賃金かもしれないですがやるようになりました。

そうやって徐々に徐々に仕事を小さくても受けていくようになると、ウェブ制作の仕事も入ってくるようになりました。そうしてやっとレイクを使わなくてもいいようになり、レイクの返済にお金を回せるようになりました。銀行にも売上としてお金が入るようになったのです。

お陰様で今は普通のサラリーマンくらいは自分で稼ぎ出せるようになりました。しかし経費などを差し引けば、全然売上としては足りないので、もっと稼がないといけないなと思っています。なりふり構わずやっていく事はほんとに大事なことで、想像と現実は違うというのも大事なことですね。

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